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麻雀戦略講座:一色手対策における危険牌を切る順序

麻雀定石1)対面や上家が一色手をしている場合の危険牌を切る順序
(1) 対面や上家が一色手をしている場合で、危険牌を切らなければいけないとします。
 
(2) 危険牌を切る順番によりポンやチーをされて、放銃するか放銃を免れる場合があります。対面や上家は、チーができませんがポンはできます。
 
(3) チーされそうな危険牌を先に切って、ポンされそうな牌を後に切ったときはどうなるでしょうか?
チーされそうな「七萬」を先に切ってもチーされないので、セーフ。その後、「発」や「中」を切るとポンが入りますが、聴牌するだけで放銃する訳ではありません。
 
(4) では、ポンされそうな危険牌を先に切って、チーされそうな牌を後に切ったときはどうなるでしょうか?
ポンされそうな「発」や「中」を先に切るとポンされて聴牌。その後、「七萬」を切ると、聴牌しているところへ放銃してしまいます。
 
 対面や上家の手牌  
   ○説明(3)「七萬」切り→「発」や「中」切り:放銃無し。OK
   ●説明(4)「発」や「中」切り→「七萬」切り:放銃有り。NG

 
(5) 対面や上家が一色手をしている場合の危険牌の切り順は、チーされそうな危険牌を先に切り、ポンされそうな危険牌を後に切るべきです。
 

 
 
麻雀定石2)下家が一色手をしている場合の危険牌を切る順序
(1) 下家が一色手をしている場合で、危険牌を切らなければいけないとします。
 
(2) 危険牌を切る順番によりポンやチーをされて、放銃するか放銃を免れる場合があります。対面や上家は、チーができませんので、上記1)の順序で危険牌を捨ててセーフになりました。
相手が下家だった場合は、ポンもチーもできます。上記1)の手牌では「七萬」・「東」・「発」のどの順番で捨てても、放銃してしまうのです。
したがって、下家が一色手のときは危険牌を絞らない限り、上記1)の手牌で放銃するのは必然になるのです。
 
 下家の手牌A     
   ●説明(2)「七萬」・「発」・「中」どの順番で切っても:放銃有り。NG
 
(3) では、放銃しない下家の手牌を想定した場合の危険牌を切る順序を考察します。
 
(4) 1)と同様に考えてはいけないのです。チーされそうな「七萬」を先に切り、ポンされそうな「発」や「中」を後に切ると、チーされて単騎待ちに放銃してしまうのです。
したがって、1)の考えとは逆に、ポンされそうな「発」や「中」を先に切り、チーされそうな「七萬」を後に切るべきです。
 
 
 下家の手牌B     
   ○説明(4)「発」・「中」切り→「七萬」切り:放銃無し。OK
   ●説明(4)「七萬」切り→「発」・「中」切り:放銃有り。NG
 
(5) なお、上記の手牌Bが対面や上家の手牌であっても、「七萬」切り→「発」や「中」切りは、放銃無しになります。なぜならば、「七萬」を切ってもチーされないので。
 
 
麻雀定石3)まとめ
(1) 一色手対策における危険牌を切らなければいけない場合の順序は、相手が下家であるか否かで変わってくるのです。
(2) 対面や上家が一色手の場合:チーされそうな危険牌切り→ポンされそうな危険牌切り
(3) 下家が一色手の場合:ポンされそうな危険牌切り→チーされそうな危険牌切り
 


牌画像:日本プロ麻雀連盟のホームページから転載
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