麻雀定石1)端牌の効率の悪さ | ||
(1) | 端牌いわゆる一九牌は、『一万』を例に取ると、順子は一種類しか無いので効率が悪い。 「一万・一万・一万」 「一万・一万」 「一万・二万・三万」 | |
(2) | それに対し、『三万』を例に取ると、順子は三種類になるので効率がよい。 従って、一般的には『一万』よりも『三万』を残すのが正解になる。 「三万・三万・三万」 「三万・三万」 「一万・二万・三万」 「二万・三万・四万」 「三万・四万・五万」 | |
(3) | それにも関わらず、端牌を聴牌まで引っ張りリーチをかけてくる場合があるので、なぜかを考察します。 | |
麻雀定石2)端牌切りリーチの意味 | ||
(1) | 雀頭と順子の候補であり、聴牌ぎりぎりまで残す必要があった。A図の場合、平和にするならば「一万」切りのリーチとなる。 「一万」切り→「三万・六万」待ちが危ない。 同様に、 「九万」切り→「四万・七万」待ちが危ない。 この条件は、リーチ者が手牌で「一万・二万・三万・四万・五万」と持っているときに成立する。それらの牌のどれかが全て見えているときには、「三万・六万」待ちは薄い。逆に見えてないからこそ、手牌で使われていると推理していく。 | |
A図 | ||
「一万」切りで、「三万・六万」待ちになる。 | ||
(2) | カンチャン待ちからの振り変わりによる、リーチ。断幺九・平和が付く上、待ちが両面待ちになったのでリーチする場合がある。 「一万」切り→「二万・五万」待ちが危ない。 同様に、 「九万」切り→「五万・八万」待ちが危ない。 仮に「四万」がドラであったなら、断幺九・平和・ドラの三翻アップになるのでリーチを待つ可能性が非常に高くなるし、「四万」は人気の牌で特に出づらくなる。 「四万」がドラであったなら、振り変わりになる「一万」は捨てられる傾向にあり、出やすい牌になる。「一万」が出切ったなら「三万・六万」待ちよりも「二万・五万」待ちの可能性が高くなる。 | |
B図 ツモ | ||
「一万」切りで、「二万・五万」待ちになる。 | ||
(3) | 辺三万の考察。→少ない 一般的に「三万」は「二万」よりも出にくいので、「一万」と何かのシャンポン待ちにする。「二万」が全て見えてしまえば、ノーチャンスになり「一万」が出やすくなるため、「二万」を切ってのリーチが多い。従って、「一万」切りの辺三万待ちは薄い。 例外は次の場合。 ア)シャンポン待ちが少ないとき→「一万」がもう無いとき。 イ)「一万・二万・三万」で下の三色ができるとき。 →捨牌で、上の牌が多く切れて、下の牌が少ない場合。 ウ)「一万〜九万」で一気通関ができるとき。 →捨牌で、萬子が少なく、多色の牌が多い場合。 エ)「二万」がドラで、「二万」を切らずに「一万」を切るとき。 | |
C図 | ||
辺三万よりも「一万・発」待ちの方が、出やすそう。「二万」が出切れば「一万」はノーチャンスになる。 | ||
(4) | カン二万の考察。→少ない 一般的に「二万」は「一万」よりも出にくいので、「一万」と何かのシャンポン待ちにする。「三万」が全て見えてしまえば、ノーチャンスになり「一万」が出やすくなるため、「三万」を切ってのリーチが多い。従って、「一万」切りのカン二万待ちは薄い。 例外は次の場合。 ア)シャンポン待ちが少ないとき→「一万」がもう無いとき。 イ)「一万・二万・三万」で下の三色ができるとき。 →捨牌で、上の牌が多く切れて、下の牌が少ない場合。 ウ)「一万〜九万」で一気通関ができるとき。 →捨牌で、萬子が少なく、多色の牌が多い場合。 エ)「三万」がドラで、「三万」を切らずに「一万」を切るとき。 | |
D図 | ||
カン二万よりも「一万・発」待ちの方が、出やすそう。「三万」が出切れば「一万」はノーチャンスになる。 | ||
牌画像:日本プロ麻雀連盟のホームページから転載 | |||
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