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麻雀戦略講座:国士無双対策

麻雀定石1)国士無双の看破方法
(1) 字牌・一九牌のどれかが4枚全て見えているかチェックする。
見えていれば国士無双は有り得ない。
(2) 序盤から中張牌、一・九牌、字牌の順に切られて来ます。字牌が最後になるのは安全牌のためです。【A図】
(3) カムフラージュのために、序盤に一・九牌や字牌を1枚か2枚切って、その後中張牌を連打する場合もあります。序盤に手牌でダブっている一・九牌や字牌を1枚切って、国士無双一直線を狙うためです。【B図】
(4) リーチがかかっていようが、ドラポンがあろうが、強く向かっていき決して降りない。→聴牌か一向聴です。
 
A図  
     序盤から中張牌、一・九牌、字牌の順に切られて来ます。
 
B図  
     カムフラージュのために、序盤に一・九牌や字牌を1枚か2枚切って、
      その後中張牌を連打する場合もあります。

 
麻雀定石2)国士無双の対策方法
(1) 字牌・一九牌のどれかが4枚全て見せないようにする。国士無双聴牌の場合、まず降りないので、国士無双狙いの他家をツモ切りマシーンにしてしまう。【C図】ならば、「東」を槓したい所ですが、涼しい顔をして静かに切りましょう。他家は和了できないのに、突っ張って何でも切ってくれます。
 
C図  
     「東」を槓せずに静かに切る。なお、相手が聴牌していた場合、確実に当たります。
 
(2) 国士無双の当たり牌の見分け方について考察します。【再掲A図】
 (ア)4枚目の字牌・一九牌→当たり牌
 (イ)序盤に切った外側の一九牌→比較的危険。
    三万・八万は単独で浮いていたから序盤に切ってきた。
    つまり、一万や九万は危険
 (ウ)終盤に切った外側の一九牌→比較的安全。
    一索については「一索・二索」と面子であったのを、終盤に切り出した。
    九索については「五索・七索・九索」と面子であったのを、終盤に切り出した。
    つまり、一索や九索は安全
国士無双だけを狙うのではなく、全帯幺・混一色も狙うので、面子を大事にするため、(イ)・(ウ)の切り方になる。
 
A図再掲  
        序盤に切った外側の一九牌→比較的危険。終盤に切った外側の一九牌→比較的安全。
          一万・九万を切るよりも、一索・九索を切るべき。

 
(3) 国士無双の手牌推理による山牌・他家手牌について考えてみます。一万が1枚も見えていない場合を考えます。自分の待ちが一万待ちになったとき、和了できるかどうでしょうか?一万の危険度は?【再掲A図】
  (ア)一万のような端牌は本来使いずらいもので、通常1,2枚は切られるべき牌である。
  (イ)他家が暗刻・対子にしている場合が考えられるので、待ち牌としては枚数が少なく、
    和了しにくい。
  (ウ)国士無双の手牌を推理すると第1打の三万切りは浮き牌を処理したと見るべきで、
    序盤の手牌に一万は恐らく無い。また、上記(イ)のように他家で複数枚使用して
    いると、国士無双の手牌に行く確率が少なく、最後まで行かないとすると聴牌時に
    一万待ちになり非常に危険。
  (エ)上記の推理の例外は、国士無双の手牌で一万を二・三枚引く場合で、
     確率はかなり低くなると考えられる。
以上、総合的には、一万は残り枚数がほとんど無く、非常に危険であると考える。中盤で聴牌気配が無く、自分にとって不要ならば、即座に捨てる牌であると考える。同様のことは九万にも言える。
 
A図再掲  
          一万が場に見えないときは、他家で使われており残り枚数が少なく、危険牌である。


牌画像:日本プロ麻雀連盟のホームページから転載
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