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麻雀戦略講座:対子場の戦い方

麻雀定石1)対子場の認識
(1) 序盤で同一の牌が切られている場合、対子場が発生する可能性が高い。残りの手牌・山牌に捨牌とは違う同一牌が残っているため。
(2) これでポンの声が増えるなら、順子が捨てられる流れになり、ますます、対子場になっていく。
(3) 特に真中辺りの中張牌のポンや暗刻がある場合、順子構成が難しくなり、刻子手(対々・三暗刻・四暗刻)や対子手(七対子)を目指すようになる。
麻雀定石2)対子場の危険牌
(1) 1枚も切れていない牌。(終盤なら暗刻にしている場合があり、ごくわずかに安全なときもある)
(2) 1枚しか切れていない牌。(終盤なら和了される確率が高い。相手が2枚持っている確率が高く、終盤ならポンでなく、ロンになるので)
(3) 「三」が3,4枚見えているのに、外側の「一」・「二」が見えていないときの「一」・「二」。順子で使えないなら、対子で使っている場合があり、シャンポン待ちの可能性が高い。「七」の外側の「八」・「九」も危険なことは、同様。
(4) ど真ん中の牌は順子で使いやすいので、シャンポン待ちでは安全。ただし、「四」・「六」が4枚見えていて、「五」が1枚も見えないときの「五」は危険。
(5) 七対子対策で、ドラ・字牌地獄待ち・スジ引っ掛け待ちが危険。
麻雀定石3)七対子の有利性
(1) 一向聴で3枚の余剰牌を持つため、危険牌を切らずに回し打ちができるので、守備的に有利。
(2) リーチ・ツモ・七対子・ドラ2で跳満になる。七対子で裏ドラが乗る確率は単純に7/34≒20.59%あり、5回に1回は裏ドラが2枚乗り、攻撃に有利。
(3) 現代のリーチ麻雀では、リーチ対策で2枚切れの字牌を安全牌に持つので、その字牌を狙う単騎待ちの選択ができ、リーチ一発の確率が比較的高い。一色役やチャンタを狙っている他家は字牌を温存している場合が多く、狙い目である。
(4) 地獄待ちの字牌は掴めば出て来る。七対子と読まれて地獄待ちの字牌を止める人は稀で、仮に止めた場合には回し打ちができなくなる。
(5) 字牌・一九牌のドラの場合の手作りが割りと楽にでき、和了った場合、最低6400点が保障される。
麻雀定石4)七対子場で重なる牌の考察
(1) 2枚切れの字牌。山牌に眠っていることが多く、待ち牌にした場合は地獄待ちになり有利。
(2) 序盤で切られた「一」の内側の「二」・「三」。同様に「九」の内側の「八」・「七」。
(3) 序盤で切られた「二」の外側の「一」。ただし、中盤以降で1枚も捨牌に無い場合は他家で暗刻になっているので、見極めが必要。同様に「八」の外側の「九」。
(4) 序盤で切られた「二」の内側の「三」。同様に「八」の内側の「七」。ただし、他家の手牌に入った場合は使われて、なかなか捨ててくれないので、見極めが必要。
(5) 1枚切れの字牌。山牌に眠っていることが比較的多く、序盤では2枚切れの字牌よりも重なる場合が多い。字牌の絞りにもなり、他家の手牌進行を遅らせることができる。
(6) 「一」・「九」牌。内側の「二」・「八」がほぼ見えた場合、順子構成が困難で字牌と同じ扱いのレベルに下がるので、狙い目。タンヤオにならず、平和も作りづらいので捨てられる場合が多い。出切った場合中盤以降で1枚も捨牌に無い場合は他家で暗刻になっているので、見極めが必要。
麻雀定石5)七対子場で重ならない牌の考察
(1) 1枚も切れていない字牌。他家で暗刻の可能性が高い。待ち牌にした場合、降りて暗刻切りしてくれない限り、和了できない。
(2) ドラ表示牌。確実に1枚減っており、なかなか捨ててくれず、和了は困難。持っていれば危険牌になるだけで、捨てた方がよい。
麻雀定石6)対子場への強制導入
(1) わざとポンをして、対子場の認識をさせて、無理やり対子場にしてしまう。
(2) 全自動卓はそんなに混ざるものではないので、前々局が対子場なら今回も対子場になり、順子手を目指さず、山牌に何が残っているか勘定して七対子を狙う。


牌画像:日本プロ麻雀連盟のホームページから転載 
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